先日購入したS2000だが、なんと、標準だとエアコンフィルターが付いていないらしい。
まさか...
と思い開けてみると、
ない。
オープンカーなんだから要らないでしょ。
ということなのだろうが、欧米仕様だと標準でついている(はず)。
また国内仕様であってもエアコンフィルターの装着用フレームは標準装備である。
いずれにせよ、オープンにして走行する割合はそんなに高くない(大体3割くらいだろうか)ことと、個人的に外気導入で走行することが多いため装着しておくことにした。
今回装着したのはこのフィルター。 https://www.amazon.co.jp/dp/B003SB93SS?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title
他の車種と比較すると社外品であっても結構高いのだが、特殊な車種であること、また純正品だと6,000円近くするのでまだ良心的だ。
内容物は下記の通り。フィルター本体と取説。

(後でよく考えてみたのだが、S2000ユーザーはまだ沢山いるんだぞ!というメーカーへのアピールを考えると純正フィルターを購入するべきだった。また、下記の理由でフレームも交換したいと思ったため、来年は純正を買うつもり)
装着手順
まず、フィルターの位置をおさらいすると、ボンネット下の助手席側カウルパネル内に収められている。
このカウルはいわゆるワイパー関連の部品のカバーになっており、エアコンもそこから外気を導入しているようだ。
(画像内水色のあたり)
そのためボンネットを開け、カウルを取り外す。
カウルの手前側はウェザーストリップのクリップでボディと一緒に固定されている。奥側はカウル自体にクリップがあると思われる。
取扱説明書だと6箇所外すことになっているが、上記画像の通り、赤丸3箇所を外せば手が届く。
クリップを外すとこんな感じで中が見える。

白い枠がエアコンフィルターの装着フレーム。取り外すには、手前の突起をフロントウィンドウ側に押し付けながら、上に持ち上げる。(画像内、赤丸のあたりのボディパネルに爪があり、そこで固定されている)
フリーになったらあとは手前に引き出して完了。
フレームはかなり汚れていた。実に25年間分の汚れが溜まっていた。

よくみてみると、スポンジが劣化していた。次回はフレーム毎交換した方が良さそうだ。また、できればカウル自体全部外してしまい、清掃も必要だと感じた。勉強になった。

今回は軽く枠を洗浄してフィルタを装着。

取り付ける際はこの向きで。
後は取り外しと逆の手順で装着していく。
フレームをはめる際は奥側を先に収め、爪で確実に固定する。
問題なさそうならカウルとウェザーストリップを叩いて取り外した爪を確実に到着する。
テスト
装着後、アイドリング状態だが、クローズドの状態で外気取り込みにして作動させてみる。
特に異常なく、冷たいエアが流れてきた。風量の低下も心配していたが、問題ないと思う。
後は走行中の匂いなど、改善されれば良いと思う。
まとめ
新車価格でも300万オーバーの車なんだからエアコンフィルターくらい付けてくれーと思わずにはいられなかったが、DIYネタができたということで感謝。
とりあえず1年経過した際の汚れ具合など楽しみに運行する。