0と1の反復横跳び

デジタルな仕事とアナログな趣味の記録

HHKB Professional HYBRIDを1ヶ月使ってみた

仕事兼私事でのコンピュータ利用のためにHappy Hacking KeyBoard(以下HHKB)を購入して1ヶ月経った.

コーディングから事務作業と幅広く使用してみた感想を書いてみる.

購入理由

職場で上長や先輩方が使用しており,非常に興味があったため.また使っていたキーボード(FILCO Majestouch 2 赤軸)の入力音が非常に大きく,流石に迷惑だと感じたため.

購入したモデル

HHKB Professional HYBRID 白 US配列.Amazonにて,31,900円也.

配列とモデルは秋葉原にあるキーボード専門店,遊舎工房さんで試打してみて決めた.Type-Sは通常モデルと比較すると明らかに打鍵感が及ばないとかんじたため今回は見送った(が新型が出るらしいので買うかもね).またUS配列は十字キーがないことが懸念点であったが,JISよりはマシなのでこちらにした.

色は白一択.(日焼けするまで使い倒して一人前だと思った.)無刻印は粋すぎるのでやめた.

普段の使用環境
  • 職場 職場では普通に机直置きとしている.接続先はWindowsLinuxのコンピュータで,USB-C接続.また会議室といった自席以外ではBluetoothに切り替えてラップトップ上に置いて使用している.(が,後述するMacBookよりは利便性が下がるので,あまりやりたくない)USB接続だと電池の心配や万一の入力ができなくなるといった心配がなく良い.

  • 自宅 自宅ではM2 MacBook Airの上に置いて使用している.接続方法はBluetooth.SlimBladeと横置きした際のフィット感が良い. 専用設計かと思うフィット感で,MacBookのキーボード左右にあるフレームにゴム足が乗っかってくれる.キーボード真上に設置すると誤入力されてしまうのと,Touch IDが使えなくなるため,トラックパッドを隠すようにして設置するのがポイント.

OSが全く違うコンピュータ間で利用しているが,Fn + Ctrl + W or Mキーの同時入力でWinとMacモードが切り替わるのであまり不便さはない.またFnキーの同時押しが多いので,DIPを操作して左の◇キーをFnとしている.

使用してみた感想

普段はVimによるコーディング,各種ワープロソフトの使用が主である.

まずVimでの相性は完璧だと感じた.ホームポジションを中心としたアプリケーションなので,十字キーのないHHKBに合っていると思う.まだ慣れてないのでバックスラッシュやチルダ,Escapeキーの入力を間違えることがある.

次にワープロでの使用だが,Excelでセル移動するのはちょっと厄介だ.特にマウスもトラックボールなので,お前何しに仕事来てるの?状態. まあ慣れが解決するだろう...

もう一点総評として,HHKBはCtrlがAキーの横に来ているが,ショートカットキーの利用がしやすいと感じた.本来であればCaps Lockが占有しており非常にもったいない領域だったので,他のキーボードも真似するべき.

最後に.普通のキーボード(特にWindowsラップトップのキーボード)には戻れなくなるので,人様のコンピュータを触る機会が多い人(逆も然り)は注意.

良い買い物でした.