0と1の反復横跳び

デジタルな仕事とアナログな趣味の記録

テレワーク用に昇降デスクを組んでみた

諸事情により11月から実家に出戻り,テレワークで勤務をしている.

実家を出る前の自室は弟に占領され,私は物置のような部屋で仕事をしていたのだが,いかんせんデスクが小さく,マルチモニター化や資料を載せておくことが難しく,効率の悪い状態が続いていた.

そこで,以前から興味のあった昇降デスクを導入した.

購入したもの

昇降の脚はFlexispotというメーカが有名だが,いかんせん高い.それなりのモデルを買うと平気で6万くらいする. 2モータ,最小高60 cm程度を狙うと必然的にMaidesiteの脚になる.レビュー件数はさして多くないが,おすすめ.

天板については好み.Ikeaなどの家具店,Webの木材専門店とさまざまな候補があるが,自分の希望するサイズの天板を運搬することと,削りや塗装といった手間を惜しまない(むしろ好きだ)ということであればホームセンターで大きめの板を買ってカットしてもらうと安上がり.

鬼目ナットは必須.特にメーカ指定の天板を購入しないのであれば,寸法を図り,自分でナットを埋め込むこと.この際,打ち込みタイプではなく六角レンチで挿入するタイプが楽だ(特に失敗した時,リカバリしやすい).

塗料や工具について,今回は自宅にあったものを使用したため実質タダだったが,買うならこの辺りだろうか. 水性ステインを下地に,ブライワックスやオイルを塗ると深みが出てよい.

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組み立て

  1. 天板の用意 紙やすり(80番)で角を軽く落としたあと,全体を120~240番で削る.スベスベになるくらいでやめる. 適宜ペーパウェスで拭き取ってやると油分が落ちてよい.

今回は上記した通り,水性ステインとブライワックスを使用して塗装した.ブライワックスは石綿で塗り込むとよい. (日光下で)2~3時間乾燥させる.適宜油分を拭き取る.

天板の色味

最終的な色味は写真の通り.実物はもう少し色が濃い.程よいオイルの香りがDIYの醍醐味か.

  1. 脚の用意 まず,どの製品を購入しても20~30 kg程度の梱包で送られてくるので,注意すること.腰が壊れる.

また賃貸などで部屋を傷つけたくない場合,毛布やダンボールを敷いて養生すること. この際,塗装済みの天板の裏側で組むと後で寸法を測る際に移動させる必要がないので楽.

組み立て自体は説明書に従うだけなので簡単だが,ボルトを止める場面が多いので,電動ドライバーがあると便利.

  1. 天板に鬼目を挿入する 脚が組み上がったら鬼目ナットの位置決めをする.完全に好みだが,筆者は天板横とフレーム(脚)が面一になるのは嫌だったので,フレームが天板の幅に対して5 cmほど引っ込むようにした.

その後ドリルで穴あけをする.M6なので9 mmで開けるが,先に3 mm程度の下穴を開けると確実.また節がある場合,なるべく避けた位置に穴を開けること(うまく開かないので).

  1. 天板と脚をドッキングする ドッキング用のネジはフレームに付属していたので,用意しなくて良い.

  2. 動作チェック 説明書の通りに動作チェック.各所で書かれているが,最長高にした際,デスクに設置するモニタなどのコード長に注意する.おすすめはデスク上(裏でも良い)に電源タップを設置すること.

    全体図

使用感

まず,スタンディングは意外と疲れる.1時間が限界.2時間着座->1時間立ちっぱ,といった具合だろうか.

次に奥行きはそれなりにあった方が良い.幅にもよるが,最低でも60 cmくらいは欲しい.特に筆者のように27インチ以上のモニタを設置する場合,目が疲れる.

後,コントローラは物理ボタンの方が良いと感じた.タッチパネルだとうまく反応しないことがある.

コントローラ

後は使用しながら不満点を修正していこうと思う.